2010年05月06日

西式健康法に基づく水の摂取量とタイミング

アリオンは「1日に最低1リットルの水を飲め」と教えているが、実際のところ、どれだけの水を飲めば良いのだろうか。
最低1リットルという事は、1リットル以上は飲んだ方が良いという事である。
あくまでも最低ラインが1リットルという事だが、やはり多くの医学関係者が言う通り、2リットルくらい飲むのが望ましいと思う。
それでは、多くの断食指導者が参考にしている「西式健康法」が説く、生水の効用と適切な摂取量と方法を、『西式健康法入門』から抜粋する。

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生水飲用の効果

人間の体のおよそ60%は水でできています。
したがって、正しい水分のとり方を知っているかどうかは、もっとも基本的でもっとも大切な健康法なのです。
水の効用は、多方面でしかも限りがありません。
水分のとり方で気をつけることは、生の水でなければならないということです。
いったん火にかけた水は、酸素が欠乏し、カルシウムやその他の無機質の溶解もなく、水としても生化学的に変化しています。
水はその季節の温度で飲むのが自然なので、冷蔵庫などで冷やす必要はありません。
一度に多量を飲むのではなく、チビチビ飲むのが原則です。

●効 能
水の飲用は、血液の循環、リンパ液の活動、体温の調節、生理的ブドウ糖の発生、細胞の新陳代謝、毛細管作用の促進、内臓の洗浄、中毒の解消、便秘の予防、グアニジン発生防止、下痢の治療、嘔吐の治療、カルシウムの供給、体臭の消散、皮膚光沢の改善、潰瘍の防止、発汗の処置など、人体にとって無限の効能をもっています。

●方 法
※分量
大人は普通、1日に約2500ccの水分の補給が必要です。
水分の一部は、食べ物や飲料としても摂取していますので、生水としては、だいたい1日1500cc〜2000ccをとる必要があります。
※水の温度
たとえば、下痢をしたような場合、いくら湯冷ましや番茶を飲んでも、下痢は止まりませんが、生の清水だとただちに止まり、治療の効果が現れます。
一度火にかけた水と生の水とでは、まったく異なった作用があるのです。
生の清水に慣れると、湯冷ましや、ちょっとでも火にかけた水は、著しく味が悪いことがわかります。
ただし、汲んでおいて気温で温まったものや、太陽熱で温まったものは、それほど味が変わりません。
冷たい水が飲めないような人は、こうした方法をとればいいでしょう。
また、面倒な場合は、生水に湯を少し加えて、ぬるま湯にして飲んでもかまいません。
生水だけでも大丈夫なように徐々に慣らしていってください。
※適切な摂取量と方法
水の摂取量は、仮に数学的に計算するなら1分間に1ccを理想とし、1日1500cc以上を少しずつ補給するようにしてください。
実際には1分ごとに水分をとることは不可能なので、30分に30ccずつ補給するのが、理想的な摂取方法です。
大切なことは、一度に大量の水をとっても、排出されてしまうだけで効果がないということ。
「水はチビチビ飲む」のが、健康によいのです。
1日の中での水分の摂取方法は、次のようなプログラムを基本として、自分なりに組み立ててみてください。

・朝起きて、洗面の際にコップ1〜2杯(180cc〜360cc)
・午前中に30分に30ccずつ
・昼食時にコップ1〜2杯
・午後、30分に30ccずつ
・夕食時にコップ1〜2杯
・夕食後、就寝までに30分に30cc

これを合計すると、毎朝7時に起きて、11時に寝る場合、約1500〜2000ccの水をとることになります。
しかし、30分おきに水を飲むことは、実際の生活の中ではなかなか困難なことです。
繰り返しいいますが、大切なのはいっぺんに大量の水を飲むのではなく、少しずつ何回にも分けて飲むことなのです。
水分の吸収量は腸がコントロールしており、水が少ないと全身の細胞に行き渡らなくなってしまいます。
また、血液などの体液の濃度を一定にさせる意味でも、1〜2時間ごとには水分を補給したいものです。
ただし、食事のとき、または入浴して皮膚が赤くなっているときには、ある程度ガブ飲みしても、よく水分を吸収します。

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【発汗した場合の水分補給】

発汗したときには、その発汗した量の水分を補給しなければなりません。
発汗によって失う水分の量は、だいたい、次のようになりますが、夏季酷暑の折には、1日4000ccくらいの水分が失われている場合もあります。
なお、就寝に伴う発汗量は、大人の場合一夜あたり300ccくらいになります。
発汗によって失われた水分は、生の清水として補給しなければなりません。

【下痢の場合】

下痢や嘔吐は、水分の喪失なので、嘔吐したり下痢しただけの水分を補充しなければなりません。
相当ひどい下痢でも、その下痢で失う水分は1日1リットルを超えることはまずありません。
下痢や嘔吐の場合には、飲みたいだけ水を飲んでかまいません。
それが、自然に体が要求する必要量なのです。
水分を失ったときには、できるだけ早く、水分を補給するようにしましょう。
下痢のとき、生水の飲用を禁止したりすることがありますが、これは誤りです。
また、下痢止めをむやみに用いることは、毒物を体内に残すことになり、かえって症状の悪化を招きかねません。
とにかく水分を補うことが、治癒のための近道であることを知ってください。


【その他の病気治癒の場合】

生水を飲みつけない人が生水を飲み始めるとき、虚弱者または種々の疾患の治療には、生の清水を30分置きに30ccずつ一日中飲むことを厳守して下さい。
こうすることによって、胃潰瘍や腸潰瘍、十二指腸潰瘍なども予防でき、治癒することができます。
また、神経痛、リューマチなども治ります。
老人の夜間頻尿も、これを1ヶ月半続けることで、夜起きなくて済むようになります。
ただし、この場合、一時的により尿が近くなることもありますが、これに驚いてやめることなく続ければ効果は必ず現れます。
日射病も、水分の補給に気をつけていれば、めったにかかることはありません。
日頃から生水を飲むことを心がけていると、伝染病にもかかりにくくなるのです。
また、たとえ患っても、素早く水を飲ませ、微温湯の浣腸を行うと、回復も早くなります。
微温湯の浣腸は、糞便の排泄も目的の一つですが、大腸から生の清水を吸収するとともに、腸内に発生した毒素を中和することも大きな目的です。
浣腸用の微温湯は、生の清水に、少量の湯を加えてつくるのがベストです。

【酒を飲んだ場合】

酒を飲んだときには、その飲酒量の三倍の水を飲んでおけばアルコールの害を防げます。
ただし、この量は日本酒を基準としての話ですから、焼酎やウイスキーなど、アルコール度の強いものを飲んだときには、飲んだ量は少なくてもこれを日本酒のアルコール量に換算して飲まなければなりません。
(たとえば、ウイスキーなら日本酒の三倍)
昔から、「酔いざめの水下戸知らず」というようなことわざがあるように、飲酒後の水は自然の要求であり、健康維持にとって欠くことのできないことなのです。
また、酒を飲む前に水を飲んでおくと、悪酔いをしなくてすみます。


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適量の飲酒は百薬の長となるが、過度の飲酒は活性酸素を発生させ、血液を汚すことになる。
また、前項でも書いたが、食事中の飲酒は極力避けるべきである。
たとえ水割りの酒であっても、それは水分摂取にはならない。
水割りでも大量に飲めば、翌日、喉の渇きで目が覚めることが、それを証明している。
そもそも、酒自体が水を主成分として製造されている事を忘れてはならない。
食事中に飲酒をする時は、純粋な水も一緒に飲む事を心掛けることである。
posted by アンリ・クリスチャン at 02:34| Comment(2) | 生命を進化させる「水」革命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
水を飲むってメチャ大変ですね;
水をそれだけ飲んで健康だったら、
ずっと水の中に住んでいた方が良いんじゃないか…
と思って今、ひらめいたのですが、もしかしたら人類は昔、
水の中に住んでいたのではないのでしょうか!?

もちろん、エラ呼吸していた訳ではありませんが、
今の人類と同じ姿で、顔だけは中空に出して…
それなら、水はいつでも好きな時に飲めますからね(笑)
まあ、完全な水棲動物と言うよりは水陸両用生物的な…
まさに、これが本当なら楽園ですね(笑)
Posted by 魔殺愚 at 2010年05月06日 19:54
本能に従うのがいいのかも知れませんね^^
Posted by アンリ at 2010年05月07日 04:18
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