2010年05月07日

肥田春充が説く「天然の岩清水の効用」と「お茶の害」

強健術の肥田春充も生水の効用を説いている。
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以下、『鉄人を創る肥田式強健術』より抜粋。

「清冽なる水こそ、生命の滴りであり、重症患者にとっては、最上の良薬である。
水は無味無臭というけれども、天然の湧水には一種の精気があり、えも言われぬ甘味がある。
湯冷ましの水はずいぶんまずいものであるから、茶とかコーヒー、ココアなどを入れ、それに砂糖まで入れて飲むようになる。
つまり沸かした水はまずいから、そんなものを入れてごまかすのである。
天然の泉にはカルシウムがあり、歯、骨格、組織を強くし、細胞の増殖を盛んにするものである。
重症患者で、消化機能が極度に疲労しているものは、わずかにこの水によって、最後の活路を開くことができる」

「真に渇を癒し、血液と肉体の組織の疲労を回復させる最上の良薬は、山間にこんこんと湧き出でる清水や、清冽な地下水であることを知らなければならない。
『アヽ水、生命の標徴たる水よ。
水は凡てのものを養い、また凡てのものを清める、
峰高く谷深く、古木大樹は鬱々として万古の神秘を蔵し、
冷泉潺湲として天楽を奏するほとり、
薄衣をまとうた美しい女神の群ニンフは、
嬉々として踊りつ、歌いつ、自然の春を楽しんでいる。
これぞ誠に水の精を現わすのに、もっともふさわしい清楚な姿である。
水と親しみ得ぬ者のあわれさよ。
彼はついに、大自然の恩寵を離れた所の敗残者であれねばならぬ』」


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西式健康法では、生水の効用と同時に、柿の葉茶(ビタミンC)の効用が説かれている。
また、昔から緑茶のカテキンをはじめ、お茶の有効成分が説かれてきた。
最近では、石川結實氏によって、体を温める為に生姜紅茶が奨められている。

だが、肥田春充の次のエピソードを読んでもらいたい。

「一般には疲れたからお茶を一杯、とすぐ茶やコーヒーを飲むが、それに含まれるカフェインは神経を害し、タンニンは消化を悪くする。
春充も田舎の農家などを訪れて、お茶を出され、きたながって飲まないと思われては、せっかくの厚意が対して気の毒だと、我慢して一口でも飲もうなら大変、平生一滴もやっていないから、たちまち利いて、夜一睡もできなくなった。
彼はこれにこりて、断然やらないことにしたという。
多くの人たちがこの害を感じないのは、麻痺的習慣性になってしまっているからである」


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私もかつて不食中、外出先で喉が渇いて久しぶりにペットボトルの緑茶を飲んだことがある。
すると、すぐに胸のムカつきが起こり、頭がボーッとして体がフラフラになった事がある。
究極の健康に「お茶」は不要なものなのだ。

また、緑茶のカテキンはガンに良いと言われているが、緑茶は陰性なのでガン体質の人には良くない。
また、赤ワインのポリフェノールが注目されてからアル中患者が増え、健康を損なった人も少なくないという。

どのような飲食物にも一長一短あり、絶対的に正しい(悪い)ものは存在しない。
コーヒーの抗ガン作用も医学的に認められているが、紅茶やコーヒーを習慣的に飲んでいる人はカフェイン中毒である。
また、お茶やコーヒーを飲む習慣のある人は、生水を殆ど飲まないという共通点がある。
お茶やコーヒーなどの嗜好品が絶対に駄目だという訳ではないが、生水を飲む習慣に切り替えていく事をお薦めする。
もし、お茶やコーヒーを飲むなら、水を多めに飲む必要がある。

ハース博士の教訓を思い出して頂きたい。
・カフェイン入りの飲み物(コーラ、紅茶、コーヒーなど)を飲んだときは、水の量をコップ1杯分ふやすこと
posted by アンリ・クリスチャン at 02:25| Comment(0) | 生命を進化させる「水」革命 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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